北陸新幹線 延伸ルート決定へ
【けさ知っておきたいNEWS】
グッド!モーニング「けさ知っておきたいNEWS」のコーナーで解説されたNEWS内容をご紹介しています。
この解説のあと「けさ知っておきたいNEWS検定」が出題されます。
北陸新幹線の延伸ルート
いよいよ明日一本化へ
北陸新幹線は現在、東京から福井県の敦賀まで開通しています。
しかしそこから新大阪までは在来線の特急でさらに1時間15分かかる状況が続いており、延伸が長年の課題となってきました。
7月15日、自民党と日本維新の会による与党整備委員会で、延伸ルートをいよいよ1つに絞り込む方針です。
これまで8つのルート案が出ていましたが、先週の時点で「南北案」「桂川案」「米原案」の3つに絞られました。
自民党が提案しているのは京都駅を通る「南北案」と、京都駅から在来線で2駅の桂川駅付近を通る「桂川案」の2つです。
日本維新の会は「桂川案」に加え、琵琶湖の東側を経由して米原から東海道新幹線に乗り入れる「米原案」を提案しています。
地下水・地盤沈下・文化財
京都ルートが抱える懸念
南北案と桂川案はどちらも京都市内の地下にトンネルを掘る計画で、さまざまな問題が浮上しています。
最も大きな懸念が地下水への影響です。
京都の地下水は和菓子屋や蕎麦店など多くの飲食業者が利用しており、「水質が悪くなれば死活問題」という声が上がっています。
伏見地区には月桂冠や黄桜など有名酒造メーカーの井戸も集中しており、京都府酒造組合連合会は「地下水は酒造の生命」として十分な配慮を求める要望書を提出しています。
さらに京都仏教会は、小浜・京都ルートに関して「千年の愚行」と強い言葉で批判しています。
世界遺産の西本願寺をはじめ国宝や重要文化財の建物が立ち並ぶ京都では、トンネル掘削による地盤沈下や陥没のリスクがあるとして、「京都が京都でなくなる」として計画の再考を強く求めています。
費用が半分の米原案
なぜ有力視されないのか
国土交通省が試算した建設費を見ると、南北案が5兆8000億円、桂川案が5兆5000億円に対し、米原案はわずか2兆7000億円と約半分です。
コストだけを見れば米原案が圧倒的に有利ですが、国交省は東海道新幹線がすでに非常に過密なダイヤで逼迫しており、そこへの乗り入れは現実的に難しいという課題を指摘しています。
こうした状況の中で有力視されているのが桂川案です。
日本維新の会によると、南北案と比べて地下水への影響が少なく、地元の理解も得やすいという判断があるということです。
京都の文化や産業を守りながらいかに延伸を実現するか、明日の絞り込みで議論がどう動くか注目されます。
| 桂川案が採用された場合、桂川に北陸新幹線の新しい駅が建設される予定ですが、これが今朝の「けさ知っておきたいNEWS検定」です。 北陸新幹線の桂川新駅の建設予定地は? |
NEWS解説
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【お天気検定】
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